よいものはよいのだ

一瞬…ホント一瞬 このままだれもよばなければ って
…思った自分が 許せなかった
(「九月病」/海底温泉:シギサワカヤ
よーするに、着眼点は異なるのかもしれないけれど、似通った「作品」を選び取ってしまうという、ヤツとは大変嫌な星のめぐりなのかもしれない(なぞ)
メインヒロインは確かに海老沢さん(作中では30を控えているという)でガチなんだが筆者の萌えポインツは割と死をもたらす妹こと真鶴であり、さらに死に近いヘタレ兄こと主人公の広志の気狂いッぷり壊れッぷりだなぁ。
退廃と血と死が大好物な筆者はこの兄妹に簸川兄妹と同じ匂いを感じていたがために最後のどんでん返しは意外だったんだよね
実際、コミティアで買った本だというのに今になってもまだ読み重ねて新たな解釈を繰り返してしまう、シギサワカヤさんという才能をこの世に遣わしてくれた神とマリア様に大感謝。そしてティアズマガジンの同人誌紹介
「…ああ、生きてるのって、めんどくさいなぁ……」
この一文・一コマでがっちりつかまれてブースに向かい二人分の既刊(というか九月病)を購入した当時の自分の行動を褒め称えたい。この出会いは事件だ。
前置きが長くなりましたが今日は昼に風車男と会食してみたり。ダイビルの中に上陸するということなのでレポートを、と思いつつ駄文を連ねていると銀輪部隊にすでに上がっている風なので詳細はそちらをご参照の程とお茶を濁してみたりしつつ。