夕べの集い。

昨夜、帰り際に若者二人と申し合わせてのみに。
よりによって、昼挑んだアキバヨドバシの上、レストラン街にて。
時間は20:00過ぎているというのにまだまだ大量のイナカモノがひしめくあの阿鼻叫喚地獄へ、いちにち、二回も、いこう、とは。
しかし、昼は気づかなかったのだが…ダイビル側から向かっていくと……無機質で巨大な建物が立ち並び、機能的にいかがなものかと思わされる導線、真新しい地面の床材、飛び交うような歩道橋、線路の下をくぐっていけば車の少ない大きな道、大きな荷物を抱えた大量の人間、そして道路に立ち並ぶ警備員の姿…
有明をミニチュアにしたような光景だ。
まぁ戯言はさておき、若者二人を率いてヨド再上陸。ん〜〜昼ほど人間は多くはないがそれでも充分人は多い。そして、昼は混みすぎてて見れてなかったんだが、1Fのフロア半分くらい費やして携帯電話売ってるのね。
ほぃで、ぐるぐる回りながら8Fレストラン街へ。店はどこも盛況でしたが、ここでペッパーランチに入る選択肢はないだろう。アキデパにだってあるんだぜ。
ひととおりまわって、「ザ・海峡」なるお店へアタック。われわれ「肉」好きの三人としては、この超人のようなネーミングに惹かれました。何万パワーあるんだろう。つーか弱そうだ。
店の合言葉が特徴的でした…「三名様ご案内です」「Yes!」凄い個性だ…
…「つぎ、次鋒 ザ・海峡でろ!」「Yes!」「ノーズフェンシングー」「ギャアアー」…
ああ、肉の呪縛恐るべし。つーかお店の人ごめんなさい。
まぁ、多国籍料理&個性的なお味でまぁまぁでした。人が多いせいか料理や酒の進行が遅かったのがアレでしたけれど
帰りはエレベーターで帰れ、といわれたのでエレベーターホールに行ってみると到底乗れそうにない大行列で、やむなく非常階段のような薄暗い階段を8F分下りて脱出。「この階段降りきって、扉閉まってたらどうしようか」「三人でぶち破る」「それより、屈強なガードマンに囲まれたらどうしようか」とか、もぉしらふの時には出ないような言葉が飛び交います
実際にはそんな素敵イベントが起こることもなく無事でしたけれどね。
帰りの電車のホームでイナカモノが醜いいさかいを起こしていたのも、ヨドバシ効果でしょうかね。「シバクゾコラ」を連発していたが彼等はちゃんと帰れたんだろうか。
ツーわけで、日記二日分のネタになるくらいには刺激になりました、アキバヨド。
しかし一日経った今。冷静に考えてみる。
アレだけの規模の店舗を維持するためには一日果たしていくらの売り上げが必要なんだろう。
加えて多額の利益を生む白い家電は地方の大型店のほうが値段も安くシェアも高い。
新しく外神田に住居ビルが建設されている様子だけれど、それで新たに増える外神田人は普通に億とかでマンションを買う連中だ。家電を買うのは果たしてここになるのだろうか?
会社帰りのサラリーマンにとって、確かに夜遅くまで営業しているこの手のお店は確かに便利かもしれない。しかしだ。彼等がそんな時間に白い家電やカメラを買うのだろうか? 「洗濯機を買いにつくばから外神田に出てくる」シナリオは筆者には描けない。はたして一日(この連休がらみの10日間はさておき)、いくらくらい売れるんだろうか??
まぁ、結果はこれから出る……