上州四万の旅

先日よりかねてより企画していた温泉の旅路…面子は筆者・若・1氏、そして提督というラインナップ。「若の仕事の関連で1氏が来ているのでせっかくだからこっちの温泉にでも行こう」というのがそもそもの発端
提督が土曜夜より、職場から筆者の家にて逗留し早朝若に拾ってもらうという流れまでは順調だったのだが、荷物を取りにいくというので提督宅にいったんよったのが第一の敗因かな。
曰く「急に仕事が入ってすまんが一緒に行けなくなった」とのこと…まぁ仕事ならしょうがないよね…またの機会に…
気を取り直して三人で温泉の旅路。ひとまず目的地は教えられないままに車の後部座席にて早々に筆者は二度寝
途中強烈なカーブに差し掛かり遠心力で扉に押し付けられたりしながら、雨の中ごくごく順調に車は進む
車内ではレイザーラモンHGとか(総帥のコスに期待)選挙の話で盛り上がるのだが、選挙権のない筆者にはあまり縁のない話(苦笑
蕎麦とか旨そう。
道の脇でリンゴ売りやキノコ売りの看板が増え始めて、せっかくだから提督に土産にしようかなとか思ったんだがスルーされた……まー生ものは痛むし、会えないときはものすごい期間会えないしなー。
大体二時間くらいで目的地に到着。なんでも、「四万の病を治す薬効」にかけて「四万(しま)」という地名にしたらしい。「10万坪の楽養郷 たむらの森」だそうな。つーか、めちゃめちゃ道細い上に車は路駐放題、清流のせせらぎはすがすがしいのだが…
蕎麦とか旨そう。
車を止めて向かう温泉宿は強烈な勾配の坂の上にそびえており、年老いた筆者はハァハァいいながら上がっていくわけですよ。二人は心配そうにこちらをみておるわけですよ。肺気腫じゃねえのかとかいわれてるわけですよ。酒とタバコならタバコをとる人間ですよ筆者は。
で、風呂。フロアの切り方が「地下」ではなく「川」になっててびっくり。「川3F」て。
まーいわゆるホテルの温泉で、15:00までは日帰り客に開放するタイプの風呂みたいです。ひとまず大浴場はガラガラでした。
大浴場から降りていく形で露天風呂。すぐ脇に川が流れていてなかなかエキゾチック。
イノシシとか現れたら多分死ぬ。
しきりに若が「staker、そこの川はいってよ」と言ってくるがエレガントにスルー。つーか、季節を問わず三秒くらいで死ぬよ。
1氏がひっきりなしに「君酒くせぇ」って。昨夜の酒が汗でそのまま出てきてるんだなぁ。そういえば結構クラクラきてるなぁ。ああ、今日になってからはまだ一滴も飲んでないのになあ。腹もでてきたなあ。
そのあと、檜風呂にチャレンジ。薄暗い正方形の空間で面白い。
そういえば支倉の令ちゃんちのお風呂は檜風呂でシャワーがねえんだよなぁ。とか、不穏なことばかりが浮かんでは消えていきます。さすがは「御夢想の湯」(本当にそういう名前なんだ。信じてくれ。)
てゆーか、二人は上州くんだりまで来てしきりにROの話ばかりですよ。まー筆者もこんなとこまで来て支倉さんに思いをはせてたりしますけれどね。
ここにも露天があって、さっきほどではないけれど源泉かけながし(かけなしにあらず)で大量の湯量を誇るらしく、湧き出す源泉のパイプが。さすがに熱い。つーか熱すぎ。
すっかりまったりしてしまって、腰を下ろしてしまったのでもはや動くことができません。汗一杯かいたしねー。酒もすっかり抜けましたよ。
結局、道の混雑も念頭に入れてそろそろ戻ろうと決まり、宿をあとに。
靴がばらばらに返されて失笑。
帰りは同じ坂を下るんですが、くだりのほうがやっぱりきついやね。多分転んだら間違いなく一番下まで転がった挙句に死ぬ。
適当に土産など見ながら素敵に古めかしいアサヒビールの看板とかみながらやはり失笑。うーん、タイムスリップ四万。
帰りも別段トラブルもなく道も思ったほど混んでもなく。途中SAで軽く食事などと思って頼んでみたのが「まいたけセット」。まいたけ御飯、まいたけの天婦羅蕎麦のセットでなんのひねりもないわけだが、まーせっかくここまできたもんで。っって、このまいたけデカ!大人用だ大人用!ちなみに若が「かけラーメン」、1氏が「まいたけ天婦羅蕎麦」。かけラーメンは文字通りスープと麺、あとネギだけという男らしいつくりでした。
まーちりちりと戻ってきて、すっかりまったりぽかぽかなわけですが、なんかふつーの日記みたいだなぁオィ(苦笑