ずいぶん遠い銭湯だなぁオイ

提督よりメールにて「割引券があるけど、銭湯でもいかないか」というメールをいただいたので、とりあえず思い当たる面子に転送したところ、風車男とへるさんが参加無理という連絡が。若は色よい返事を返してきてくれたので、その旨提督に知らせて「じゃあ三人で動くかね」とこの段階ではそう決まっており、兄さんにもメールで送ったつもりだったのだがどうやら届いていなかった様子で…三人でさあ動くかねという按配のころに兄さんより「いけるけど〜〜?」とメールが。あ〜〜筆者の連絡ミスだ。すまん。
と、思ったのだが若と提督は「岐阜の温泉にいこうという雰囲気で固まったけれど君の意見はどうだい?」といつの間にかそんな算段がなされていたようでまあなし崩し的に四人で岐阜の道行き。岐阜。そんな気軽に行く場所でもないべな……
車中は寝てたので、目覚めたら岐阜でした。
到着は早朝の四時くらい?
岐阜の民と合流し、一眠りして朝食を摂取。中京地区のモーニングは相変わらずそのシステムがわかりにくい。コーヒーを頼んだら半分のトーストと軽いサラダが自動的についてくる。しかもモーニング自体の値段がわからない…
さて最初の目的地は「桃源郷温泉ぬく森の湯すぱ〜ふる」
岐阜の民の車のナビで「桃源郷」で調べたら「山梨県の大人のおもちゃ屋さん」がヒットして、ある意味ヒットした
まーいわゆるクアハウスの一種ですか。
このとき面子は六人。車を二台にして、タバコ吸いはタバコ吸いで固まり、もう一人追加して半々で出撃。
筆者の乗ってないほうの車はいわゆる整備された道路を使って大回りで目的地に向かうのに対し、筆者の乗っているほうの車は道なき道をまっすぐ進む特攻野郎なAチーム。もぉ、のっている車が軽でなければ途中で撤退を余儀なくされるような獣道をひた進むという素敵道行。
落ち葉で道のラインが見えません。
「自然に抱かれた」という形容がぴったり来る、森の中を寂しくしかししっかりひたすら伸びる細い道。
時折見え隠れする台風やがけ崩れの爪あとはブラウン管越しで見るものとは迫力が違うね。
一行が興奮しながら進む道すがら、唐突に開けた視界にはありえないものがしつらえてありました。
「なんだこの噴水」
ふ・ん・す・い・フォーゥ(莫迦)そう、不思議な水柱が天へ届けとばかりに元気です。
つーかなぜここに。
よく見ると有刺鉄線が張られていて、看板が立てられてました。曰く「わさび園。荒らしたら殺す」(意訳)
う〜〜ん、まさかこんな素敵な風景にであえるとは。思わず車を降りてしばし景観に見とれる一行。
さて気を取り直して出発しますが、道は相変わらずの素敵具合で、落ち葉が激しくラインがまったく見えません。ところどころへこんだり切れたりしてるガードレールが恐怖です。やがてもうじき、というあたりでまた看板が。
「発破予定時間」
……ああ!そうか、ここ石切り場か!
見れば確かに大きく削られた山肌、幾台もの重機、たしかに採石場だわこれは。しかしすごいながめだ…普段決して見られない光景が目の前を行過ぎては人間の小ささをあざ笑うようです。
さて到着。もう一方とはタッチの差でしたがほぼ同着。
まーお風呂はよくあるクアハウスでしたが、湯船にりんごが浮かんでました。これが目当てだった模様。露天もあり、やはりりんごが浮いてる。誰かがはしゃいだのか、かじられたりんごが放置されていて失笑。そして湯船に響くROの会話(苦笑)…こんなとこまで来てそれかい。
さーかえるかねとこのとき筆者は思っていたのですが、ほかの面々の様子はそうではなく。「せっかくきたんだから、こんなスパじゃなくもっといいところいきたいよね」という提案があった模様。っって、元気だなぁオイ。
ほんで一行の向かう先は「秘湯」……らしい。そうとしか告げられなかったが、向かうのは世界遺産白川郷」の方向…なんか、ふつーの観光客みたいなメニューだなオイw
荘川の付近で降りて(荘川は蕎麦で有名らしい)、ダム湖をぐるり回って秘湯への道行き。
途中で見かけた「御母衣電源神社」…やっぱり気のせいじゃなかったんだ電源神社。ダムのそこに沈んでしまった英霊を沈める神社(大嘘)またの機会があればぜひ参りたい。
その秘湯、向かうための道は雪が降ると閉鎖されるとのこと…すげえとこだ。
途中、筆者の乗る車は道を間違えてしまって失笑を買うがつつがなく順路へ。
険しい登山道…だが、さっきの獣道にくらべればまあどうということもなく…っっても並大抵のものではないが。そして、さっきの獣道とは植生が明らかに違うね。同じ県にありながらここまで異なるのはやはり海抜の差か。

やがて開けた視界は、圧倒的な山の威力。
うん、絶景かな絶景かな。四方を山に囲まれた丘の上に、ちょっと平らになった(平らにした?)ところに立つ山小屋。そして岩。
温泉は「大白川露天風呂」というワイルドかつアグレッシブな岩風呂で、視界は一面の山に眼前には湖というこれでもかという野性ぶり。
だが同行した一行はひたすらにROの会話に花を咲かせるというシュールぶり。筆者が無愛想だったのは別に会話についていけないからではなく、いろいろとよこしまな妄想を抱いていたからです(なぞ)
略取の瞬間さえ見られえなければ、たとえば少女をさらってキャンピングカーの中かなんかで血も凍る陵辱を施したあとでこの辺の道端に放棄しても、多分見つからないぜとか。
われながら死んだほうがいいですね。今月いっぱいは酒を抜く予定なので、もしかするともっとひどい妄想に酔いしれるかもしれません。
さて帰路へ。なんでも、「ROでのギルド内会議が21:00から始まるのでそれまでに飯を食い終わってしまおう」という至上命令が下る。ああ、彼は週末にかけてのとまりのたびには誘うまい。
で、一人地元の友人が仕事で抜けるので食事に相伴できないというので、ひとまず晩飯を食い>会議に出て>その後、相伴できなかった友人を交えて飲みなおし というスケジュールが出来上がる。
夜は飛騨牛が食えてお値段格安という焼肉へ。断酒している筆者はもちろん烏龍茶。周囲は驚きを通り越して引いてるね。そして、大ライスを二杯食う。いや、休日は筆者ふつーにそのくらい食いますよ? 納豆があればもういっぱいいけますよ? しかしさすが新米、膨れる膨れる。おなかぽんぽんに…
食事を終えて、参加できなかった一人と連絡がつかないのでもう一人の地元のヒトの家にいったん集合、会議はそこから参加するという流れに。一人が会議に参加している脇で筆者たちが見ていたのはなぜかFF7AC(苦笑)
温泉で散々汗かいたので、かなり疲弊していた筆者は最初の20分くらい寝てましたが、シド・ハイウィンドとヴィンセント・バレンタインはやはり萌えキャラだ。チャコさんカンバーーーック!!!
つーかFF7の話なんて覚えてません。
映像が終わりに差し掛かり、本当にちょうどいいタイミングでかけていた一人が合流。「エンディングの余韻の最中に入ってきたら彼らしいよね」とかいいながらもそうならなかったのは快挙か
そして、インター付近の飲み屋へGo。飲み屋なのに、トマトジュースを注文したあとはずっとお冷を頼んでましたよ筆者。落ちぶれたものだ。
そして岐阜インターより帰路へ。車中では寝てました。ということにしておく。筆者宅はあさ5時。ふふり。