それは約束の四日間。

画像はソフマップ四号店、開店後です

カメラのフラッシュとマルKの回転灯の洪水だ。(一言で言うならば)
というわけで。かねてよりいろいろな場所で案内されてきた深夜販売のお時間です。
今回の深夜販売はアソビット・ゲーマーズソフマップ・虎の穴・メッセサンオーヤマギワソフトが主なところのようです。ソフマップは複数あるエロゲ売り場のうち、シカゴ店と四号店を開店させるようでしたが、虎の穴とソフマップ四号店の間にあるトレーダーまでもが深夜開店させているのはちょっと驚き。つーか、自分たちの首が絞まるだろうに
さて筆者が「お茉莉」の現場に到着したのは23:00ころ。ソフマップシカゴ店の正面には50名程度、同4号店には200人程度、虎の穴にも200名程度、アソビット、メッセサンオーゲーマーズヤマギワソフトは切ない並びかたでした。この格差は、広がることはあれどもう縮まることはないのだろうなあ。(後で知ったのだが、虎の穴は25:00でお店をクローズするという案内があった模様。自然、先にこっちに並ぶ列が膨らむわけだ)
車道にはひっきりなしに回転灯を光らせてパトカーが絶妙な速度で行き来し、おそらくは雑誌関連・筆者のようにBLOGのネタとしてのゲリラ撮影などなどのカメラのフラッシュがあふれんばかりです。携帯電話で写真撮っている人もいましたね。
23:30ころに差し掛かり、徐々にボルテージ(主に筆者のテンション)が上がり、形成される列もそれなりの量に達し、おそらくこのときには外神田全体で600〜700人くらいいたのかな??
もうちょっと盛り上がるのかな、と思ったのですが、正直こんなところでこの人数(大きく三箇所に分かれてはいたけれど、それぞれの場所でも100人以上はいたはず)でカウントダウンなんて、こんなテンションで始められたら間違いなくパトカーのサイレンがうなりを上げ、各店の責任者に素敵な宿を提供する羽目になるだろう。スタッフも終始おとなしくおとなしく、むしろお客さんを抑制させているとさえ感じられるテンション操作は見事の一言に尽きます。このとき筆者はソフマップ四号店の目の前にいました。つーか、虎の穴のスタッフは「同人慣れ」しているという印象で待機列のお客さんとの会話も弾んでいる様子ですが、終始傍観という立場をとる筆者的にはちょっと。
そして運命の瞬間。
ソフマップ四号店の正面では何かの配布イベントかな? しつらえた配布台の前にたたずむコスねーちゃんを筆頭にチラシ配りのメーカーさん・流通さん(と、思しき人たち)がまるで米国の弁護士団のように列を成してお客さんを待っているという素敵光景。
ソフマップ四号店はどうやら本命Fate/hollow ataraxia以外の商品の販売も行うようで、ひとまず店内に入れられるだけのお客さんを入れておいて販売開始していたようです。時間かかりそう…(筆者主観)
で、出てきたお客さんがチラシ配布スタッフの反対側に行こうとしているところへ「せっかくですからチラシどうぞ〜〜」と声をかけ無理やり導線を引っ張っている様子はむしろほほえましくもありました。
そんなこんなで、結局終電があるうちに筆者は外神田を後にしたわけですが、トラブルが何もないことを祈りつつ……
せっかく何ヶ月もまったんだから、楽しくゲームをやりましょうよ。
と、思ったそばから例のトレーダーに10本以上のFateを売るに来るツワモノが………いや、悪いとはいわないけどさ…外神田を吹く風は冷たく、哀しい。