かたわ少女なう

静音ルートと琳ルート読了
羽加道静音…眼鏡っ娘なのに猪突猛進というギャップはステキだけれど、設定的に直での会話が難しいから正直読みづらくなってしまう。しょうがないとはいえ。しかし英文>日本語文>ギャルゲ文(横書き文)への翻訳は見事。委員会のお手伝いから最後までの流れは王道。最後のあたりはちょっと感動した。
手塚琳…一目見たときからこの娘しかいないと決めていたのに、最後までとっておきたかったのに読んでしまった。彼女との会話シーンはなんというか頓着が無い。特徴にも、ひょっとすると性別にも。伝わらないたとえだけれど「後宮小説」の江葉に似た魅力がステキ。不思議というか、驚かされることしばし。まぁ電波ではなさそうだが芸術家っていう記号としてはありか。やんごとなき事情で笑美を呼ぶシーンはちょっと驚いたけれどギャルゲ文のおかげでちゃんとギャルゲの一シーンとして処理されてる。ふわふわとした彼女との会話の中でも血の通ったイベント。
ああ、完成が待ち遠しい。