取立屋×筆者=クルマノトラブル

二日目というよりは一日目の夜だな。にわかに関東地方を襲ったスコールのような大雨に見事に直撃。本来ならば取立屋さんに回収してもらって、取立屋さんの部屋で集結するところだったのだが、入った国道が狂気じみた混雑・大渋滞(筆舌に尽くせぬ勢い。筆者の脳内にはこれ以上、この時の状況を表現する言葉が出てこない。)でほんの数キロ進むのに二時間とか平気で費やすと言う有り様。とまっている時にも、滝のように流れて落ちる雨、雨、雨…と言うよりこれは水。川。滝。
展開的には兄さんとも合流する予定だったのだが、急遽予定を変更してひとまずUターンして、筆者の部屋に集結することに。自然兄さんも筆者宅にきてもらう形になるのだが…
冗句で「これで兄さんが筆者の部屋につく方が早かったらどうしよう」「それはさすがに無いでしょうHAHAHA」と乾いた笑いを発するもすでに取立屋さんも筆者も憔悴し切っており、またこの状態を打破するものは何一つこのときは存在しなかったのだ。
やがて国道に乗って三時間が経過しようというころ合いで兄さんより入電「到着したんだけどどーよ」なんてこったい。そっちの車は空でも飛べるのかい兄さん?
仕方が無いので、かろうじて抜け出して引き返すとこっちがわの道が物凄くすいているというまあ案の定と言うか、切ない現実を突き付けられて心の底から凹む。
そんな混乱と疲労の最中、取立カーの中で鳴り響いていたのはモモーイ任意ラジオという正気の沙汰とは思えないラインナップだったわけですが、正直に言おう。任意ラジオは何げにおもしろかった。脳内をつくりものじさんの描くキャラがうかんではきえて「えんいー」ってナチュラルに筆者の脳髄を白熱させるわけですよ。